「よっつん、今日仕事終わった後、空いてたら香川の方に行かへん？」
と、職場の先輩達に突然お誘いを受けたので、行ってきました。
翌日が休みということもあったのですが、なんとなくこのムチャぶりに
応えたい！という負けず嫌い精神が首をもたげてしまったのです。
深夜0時30分に三宮のフェリー乗り場に集合し、0時55分に出港。
美しいはずの神戸の夜景もこの時間だと電飾・ネオンはほぼ消灯。
途中で船がその下をくぐる明石海峡大橋も、ただひたすらに黒い。
まあ大橋のライトアップは毎日見てるからいいんだけども。
ゲームセンター並みの設備を備えたラウンジのソファーにて
みんなでごろ寝していたら、見知らぬおっちゃんとおばちゃんが
わたしの寝てる50センチ横で、スロット台「必殺仕事人」をやり始めた。
他にもスロット台はたくさんあるのに。なぜそれをチョイスしたのかね。
もとよりそれほど寝られるとは思っていなかったのですが、
おかげで30分くらいしか寝られませんでした。藤田まことの声が
頭の中でぐるぐるローリングするまま、5時過ぎに高松港到着。
高松駅近くのうどん屋さんで朝食。こんなはよから開いてるのね。
店主が足踏みして打った冷やしぶっかけはコシがあって美味でした。
レンタカーを飛ばして、まずは観音寺へ。
琴弾公園から見た「寛永通宝」の銭形砂絵。
見た人に財や富裕をもたらすといういわれがあるそうです。
テンション上がったー。
しかも、わたしが観音寺で引いたおみくじは大吉でした。
人生初の大吉やで。テンションああああ上がったでゅぁー。
場所は変わって、金刀比羅宮。通称「こんぴらさん」。
この御本宮に到るには、785段の石段を登らねばなりません。
ヒィコラハァコラと必死で登るわたし達。腿上げの運動そのものです。
道すがらお土産屋さんで借りた杖を両手でついて登っていたら、
「座頭市か！」と先輩につっこまれ、笑ったせいで腹筋まで大変なことに。
御本宮からのぞむ讃岐平野。とても広大でした。
ぽっこり高いのは讃岐富士こと飯野山。
ところで横から縦にするのを忘れてアップしてしまいました。
この後、丸亀駅まで行って昼食。骨付き鳥を食べました。
実はこの辺は研修で訪れているのでぶらぶらするだけにとどまり、
15時30分に高松港から再びフェリーに乗って三宮へ。
その船内で爆睡。まるで冬眠中の小熊のようだったと言われました。
到着30分前になんとか起きて、夜景を楽しむため甲板へ。
綺麗でした。とても。技術が冴える人工美もまた良いものです。
…しかし寒かったなぁ。がちがち震えてましたもの、全員。
19時30分頃に神戸港に着き、現地解散。
以上、思いつき・行きあたりばったりの旅は幕を閉じました。
一人でふらっと旅行に行くのはもちろん好きだけど、
複数の仲の良い人達と観光するのもまた楽しいものですね。
……まぁ来月また社員旅行で高松行くんですけどね……。
４の字がためでおやすみなさい。
