11月1日、二十代最後の誕生日を迎えました。
早い。速い。速すぎるのよ、歳月の流れが。
このペースだと明日は大晦日になっとるんじゃなかろーか。
そんなつまらないことを考えながら過ごしています。
最近のことをいくつか。
1、隣人が怖い。
どうやらわたしの寝床と隣人の寝床は壁一枚でくっついていたようで、
そうと知らずに数年前うっかり寝ぼけて膝をドン!と壁にぶつけてしまい、
「あちゃー、夜中にごめんなさい…」と恐縮していたら
ゴン!ゴン!ゴン!!
と三倍返しのビッグサウンドで蹴り返されました。唖然となった。
どうやら非常に癇癪持ちのご様子なので、以来ベッドを離して
寝るようになったのですが、つい最近、夜中の3時半に突然
「もおぉぉぉぉぉ!!」
という金切り声めいた怒号と共に
ゴン!ゴン!ゴン!!
とまたもやスリーポイントビッグサウンドで壁を蹴ってこられました。
えーとわたし何もやっておりませんがなんで怒ってたんでしょう?
こんなこと言っちゃだめだと思うけど言う。異常です。怖い。
2、一週間ほど前、部屋の布団がびしょぬれになってました。
雨漏りもしてなきゃ窓から雨が入りこんできた形跡もなし。
なのに敷布団だけが異様にびしょぬれ。無色無臭なのでおそらく水。
干したら翌日ちゃんと乾いてたけど。今なおチンプンカンプンです。
ちょいと近頃、自分の住まいをうすら恐ろしく感じ始めています。
とりあえず戸締まりだけは心底気をつけるようになりました。
3、「その街のこども」
今年の1月17日、「その街のこども」というドラマが
NHKで放送されました。
阪神大震災で被災したのち現在は遠方に住んでいる若者二人が、
夜の神戸をてくてくと歩きながらそれぞれの傷、震災遺族の傷を
淡々と示し合っていく、ロードムービーのような良作のドラマでした。
あまりにも心を打たれ、普段しないようなことをしてしまったわたし。
そのドラマのHPの掲示板に、ちょこんとコメントを書きこんだわけです。
そうしたら、近々そのドラマが映画化される運びとなり、
そしてドラマのプロデューサーから、わたしの拙いコメントを
HPや広告・劇場版パンフレットに掲載したいとのメールが
送られてきました。
びびりました。複数名の一人というだけの話なんですが、びびったー。
実際HPを見てみたらもう載っていたので、心臓が心臓が…
サファリのど真ん中でガガのドレス着て立っとるくらいびびったー。
なにはともあれ、「その街のこども」は本当に素晴らしい作品です。
観終わった後は、静かで優しくてせつない気持ちになります。
また今回も長くなりました。あと他にもなんだかいろいろあるんだけど。
母からの留守電に、思わず涙ぐんでしまったこと。
「誕生日おめでとう。あんた、なにか困ってることはないか?
しんどい時は電話しておいで。いつでも帰ってきていいから。
夜中でも気にしなくていいからね。お疲れ様、はよ寝るんよ。」
仕事のことや隣人のことで本当に疲れていたときに聞いた
メッセージでした。これは泣くわ。公共広告機構のCMみたい。
それから、友達のバレエの発表会に行ったこと。
一生懸命に努力をしてきた人々って、どうして目を奪うんだろう。
風邪っぽくてちょっとぼーっとしてたんだけど、見入ってしまった。
友達の演技も存在感があって、練習の成果がよく見えて、
とても感動しました。拍手も自然に起こった感じでした。
ほかに髪の毛占いのこととか恋バナがどうとか書きたいんだけど、
そろそろ今日はこの辺でやめておきます。サイナラサイナラサイナラ。
あ、今月7日に「横山光輝三国志検定」を受けてきます。
勉強します。がんばります。4の字がためでサイナラサイナラサイナラ。