わたしの担当する店舗に、気が合う副店長がいます。
(6/10記、8/16記にも登場。)
彼はおっとりノホホンとした癒し系でありながら、
実はバリバリ仕事のできる働きマンです。
でも今日の副店長は疲労が溜まっていたのか
ちょっと様子が変でした。
販売中のわたしのところへトコトコやってきたかと思うと、
こんなことを言ったのです。
「よつばさん、下仁田あつしみたいな
お客さんコッチに来ませんでした?」
誰だ。
この質問に、わたしはただ
「イヤ知らないっすねぇ、…大仁田…(小声)」
としか答えられませんでした。
なんせ見るからに顔が憔悴しきっていて、というか
ボケてんのか本気で言ってんのかすらも掴めなくて、
突っ込むことができなかったんです。
そして事件はその後すぐに起こりました。
在庫の品出しをわたしに頼もうとした副店長。
ぼーっとしながら、彼はこう言いました。
「スンマセン、なかだし任せていいですか?」
業務中に何考えてんだこの人!?
凍りつくよつば凪。呆然と彼を凝視するよつば凪。
自分の失言に気がつく副店長。やはり凍りつく副店長。
「おひゅ、ボ、ボク今とんでもないこと言いましたよね?
訴えられても仕方のないことを…ス、スンマセン、スンマセン」
オロロロロと慌てふためき、頭を下げる副店長。
ここでわたしが正気に戻って、
「意味は取れましたから大丈夫すよ」とか
「訴えたりしないすよ。大丈夫大丈夫」とか
笑ってあげられりゃよかったのですが。
いかんせん頭の中が凍結したままだったよつば凪。
「(女なので)ムリです…」
真面目に返答したよつば凪。そして伝説へ。
この後も副店長はお客さんのクレームに追われたり、
パートさんに「しっかりしてよ!」と喝を入れられたりと、
かわいそうなくらい散々な目に遭っていました。
終業の際に挨拶に向かうと、副店長は
「ボク今日は受難の連続でした…」
と、ぐったりしながら暗く笑ったのでした。
わたしは災難でしたがな。